デザインのヒトリゴト

ジミー大西は僕の師匠です。才能?感性と嗅覚が半端ない絵のキッカケをくれた人

タカヒト
ジミー大西って完全にお笑い芸人って枠だった俺からするとこんな絵がかけるんだ?!と絵の世界を改めて頑張ろうと思ったきっかけとなる人です。

このジミー大西師匠の話を少ししたいと思います。

ジミー大西の絵は本当に素晴らしい。才能と努力と感性!

ジミー大西3

ジミー大西という人間自体が面白くて僕はもともと好きでしたが、画家として自分はジミー大西をかなり尊敬しています。

それは人間が持っている本能というかセンスをそのまま具現化出来るタイプの人間だからです。

色の使い方、構図のとり方!

 

それが計算なのか感性でただ描いていったらそうなったのか分かりませんが、素晴らしい感覚の持ち主なんですよね。

ジミー大西2

この絵をみて下さい。何度もみたことある人もいると思いますが、とても普通の感性では描けません。

はっきり上手い下手という話でもなく技術の話でも無いんです。

むしろジミー大西は技術的に言ったら絵は下手だと思います。

 

でも…

 

圧倒的に何かを訴えているのがわかるのか、そこから何が見えるのか。人を立ち止まらせる力のようなもの。

歌が下手でも何故かバカ売れしているミュージシャンとかロックバンドとかまさにそれです。

感性の話なのです。

 

ジミー大西はよく知的障害的な言われ方をしているのですが、

正直僕はその通りだとは思っていて、それも絵に浮き彫りになっているのかと感じているからです。

でもだからこそ感性というか才能が偏っているだけで、絵に置いての能力や何かを感じ取る能力はずば抜けているのかもしれません。

絵描きは変わり者が多いとよく言われますが、それは本当に実感するんです。

実際僕も変わり者ですから。

ジミー大西の感性が半端じゃない件『警察犬VSジミー大西』

昔ジミー大西が匂いで嗅ぎ分け勝負をした時に警察犬に勝ってしまって

警察にこれは放送しないでくれ!!

と言われた伝説を持っています。

五感がそうとう研ぎ澄まされていて、視覚や嗅覚など様々な部分から組み込んで絵を描いているのかもしれません。

もし人間と犬の嗅覚レベルの差くらい

僕らの感性とジミー大西の感性レベルが違うのであれば

はっきり言って絶対追いつくことは出来ませんから。

ジミー大西の絵のキッカケ

僕が実際いまやっているパターンアートワークに非常に近いジミー大西の絵ですが、

パクリとかではなく実際学ぶことがたくさんあるのも事実。

岡本太郎さんに

『お前は画家になれ!!』

と言われるほどでそれがキッカケで画家を目指したようですが、それほどの巨匠の目にとまるなんて

やっぱり凄いんですね。

ジミー大西

絵の感性は人それぞれですし、良いと思うも悪いと思うも価値は違うので

いい絵はこれ!!わるい絵はこれ!!なんてものはありません。

ここからは愚痴になってしまうかもしれませんが、絵をやっていると結構色々な事を耳にします。

遠近感がおかしいとかリアルじゃないとかこんなの誰でもかける!みたいな。

ピカソの絵を見ていう人すらいます。(まぁそれが絵の面白いことではあると思うんですけどね)

ピカソの絵を真似て描けば同じような絵はかけます。僕にだって、

・・・・・違うんです。

0からあの絵を描くことが出来たピカソがすごいんです!

感性のままに想像のままに頭のなかを視覚に具現化したことがヤバイんです!!

ジミー大西の動物や色合いやパースは決してリアルでもなければその言い回しなら上手ではありません。

ただ人の心を惹きつけたり、その絵を欲しいと思う人がいる。

人を惹きつける絵をかけたらそれが正解でそれこそ絵描きでクリエイターだと思うんです。

だから心のままに描けるジミー大西という人が素晴らしく感じているんですね。

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