モクジ
石?宝石?いいえ!木です!木と樹脂が創りだす美しいペンダント。
やっと完成しました。長かった・・・この1ヶ月くらい・・。これは石についてる水晶でもなければこういった宝石でもありません。
ましてや塗装でこうした表現をしているわけでもないです。
これは木です。
ウッドですウッド。
木と専用の樹脂をつけてまるで岩につく水晶のような仕上げをします。ネックレスでもピアスでもただの木ではなく、そしてただの樹脂でもない。
組み合わせて掛け算の美しさをはなったオシャレなネックレスやピアスになったと思います。
ジュエリーウッドネックレスはまず誰よりも僕が欲しかった。海外だから手に入らなかった!!
これは海外では本当にごく少数こうしたものはあるようです。僕も海外で知りました。
兎にも角にもネイチャーな自分はもともとこうした木のネックレスが欲しかったんですが、
ただいかんせん日本では本当に見ません。
そしてこの樹脂テーブル・・・248000円
ぎゃーーーーーーす!!!
この木と樹脂のコラボは海外でもごく少数しかないようでお値段も劇高です!!!
ネックレスや指輪などもあるんですが僕が見つけたのはオーストラリアの人が作ったもので
90GBP(日本円で13500円ほど)+送料EMS航空便3000円ほど=16500円・・・
綺麗だし高級感もあるのでありえない値段ではないですが中々のお値段。
まぁ実際樹脂自体は高級品で日本でもレジン液がほんの少しの量で1500円とかで売ってるんで材料費も馬鹿にならないので
相応って言えば相応かな・・・
しかもこの値段にも関わらずかなり売り切れてて存在していない。
もうこれは作るしか無い!!!!!
と思ったわけです。正直仕事とは関係ないものなんですけどもアートワーカーとしては燃えます。
ジュエリーウッド完成までの道のり。ばかにならない材料費と実験と失敗とあれこれ・・・
これは僕が作ってる段階でかなり成功に近づいてきた時のものです。
前回このようなものを作るという記事を書いたんですがその時もですがずっと研究してました。
ポイント
木と樹脂を効率良く接着するにはどうしたらいいか。
気泡は無くすべきか、あえて入れるべきか。
色は不透明で入れるか透明感を出すべきか。
光沢感は出すべきかマッドにするべきか。
強度は大丈夫か。
などなど
ちなみにさっきから言っている樹脂とはみなさんがよく聞いたことがあるレジンです。
ただレジンというのはあくまで樹脂の総称でアクセサリーやハンドメイドでつかうあれが何もレジンというわけではなく、
ほんとうに様々な種類があるんです。
だからこそレジンの選別はかなり苦労しました。そしてここまでたどり着いたんです。
ただ僕の結論はこうでした。
スモールワールドアクセサリー。ネックレスやピアスの中に小さな世界を作る。
これが今です。もう僕が求めていた物そのものになりました。
樹脂と木という分裂したものではなく、これがまるごとひとつになってアートになって欲しかったので、
施策
透明感をだす。
気泡はあえて作って奥行きや立体感をだす。
色はクリアーに。部分的に不透明はOK。
木の断面に気泡を多く付着させて大地を表現。
こうなりました。
画像のようにこの木と樹脂の間を大地とした小さな世界を作り出す。
海なら海面のような神秘性を出す。
これだ!!
RPGに出てくる魔法のアイテムのような神秘的な見た目と、よく見るとペンダントやピアスの中に広がる小さな美しい世界。
僕の求めていたものはこれです。
ちなみにつくっている段階を一緒に見てた僕の友人も皆満場一致でこれだ!!となりました笑
今は販売しているわけではないんですが、これが僕なりのチャレンジでした。
あ、自分で作ってみたい方とか普通に連絡下さいね!おしえますから笑