ケルズの書というなんともRPGに出てきそうな魔法書のような名前の本を知っているでしょうか?
今こうして僕は柄で何かをえがくパターンアートをしているわけですがその原点とも言える本を紹介したいと思います。
ケルズの書というのは簡単に言うと西欧最高の写本です。
もうどれくらい凄いかって一応アイルランドの国宝ではあるんですけどそういうレベルじゃありません。
もう計り知れない価値があり、本なのに世界遺産レベルです。
「ケルズの書」「ダロウの書」「リンディスファーンの福音書」この3つの本三大ケルト装飾写本と言われ、
中でもこのケルズの書は世界で最も美しい本とも呼ばれているとんでもないものなのです。
これです。
ぶっ飛んでますよね。綺麗すぎてヤバイです。美しさの塊みたいな本です。
お金にしたらいくらになるんでしょうか・・・お金に出来ないから国宝であり世界レベルの宝なわけですが計り知れません。
首都ダブリンのトリニルーム図書館でなんやらすごい防護ケースの中に飾られているんですが、
もうその本見たさに世界中の人が絶えることなく訪れているのです。
きれいなのはこのページだけではありません。
これも相当ヤバイですね・・・メッチャクチャ綺麗です。
人や動物もえがかれているんですが一つの文様として成り立つバランスが半端ないです。
この柄はケルト柄といわれる縄を編んだような柄なんですが渦巻く柄と縄の柄の作り出す世界観がぶっ飛んでます。
ただただ口があんぐりなってしまうとしか言えません。
正直このケルズの書にあこがれて柄で絵を表現したいと思ったわけですが、このレベルに辿り着ける気がしませんね・・・
そして描けたとしてもこのクラスの柄をリーズナブルに商品にしたり絵画として売る事をしてたら腱鞘炎確定です。
でも小さなアクセサリーや現代の絵にこのケルト柄のように美しい柄を入れることで魅了されるような付加価値を与えていきたいとは思っているんです。
今日はそんな世界の人々を魅了しているパターンアートの原点。ケルズの書の話でした。